第146回 天皇賞(秋)

予想 秋天となると、いよいよ秋のG1シーズンも佳境に入ってきた感がする。今年は近年のように強い牝馬の参戦こそないが、古馬v.s.3歳馬の対決となって馬券的にも面白い。今のところ僅差ながら1番人気はフェノーメノ。青葉賞馬でダービー2着といえばシン…

『贈与論』マルセル・モース  ポトラッチは人のためならず

贈与論 (ちくま学芸文庫)作者: マルセルモース,Marcel Mauss,吉田禎吾,江川純一出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2009/02メディア: 文庫購入: 11人 クリック: 49回この商品を含むブログ (65件) を見る マルセル・モース、有名な社会学者である。これはその…

第73回 菊花賞

予想 ディープブリランテもフェノーメノもワールドエースもいない。トーセンホマレボシもグランデッツァもいない。で、やっとコスモオオゾラが骨折明け。フェノーメノこそ秋天行きだが後はみんな故障で、何だかサバイバル・レースの様相である。ゴールドシッ…

第17回 秋華賞

予想 ジェンティルドンナの三冠達成を見物させてもらいます。ヴィルシーナには逆転の目もないではない気がするので、一応その辺は踏まえて。あと波乱があるとすると、上位2頭が先行したときの極端な前崩れペースだろうか。アイムユアーズはクイーンSが成長…

第60回 府中牝馬ステークス

予想 マルセリーナは安田記念の大敗は仕方ない。ここでなら力を発揮してくれると思う。乗り替わりもプラス(馬体重増がちょっと気がかりなのでやっぱり対抗に格下げ)。ホエールキャプチャも同じく前走牡馬G1大敗組。実力は疑いない。1番人気ドナウブルー…

電子書籍端末 ソニー「Reader PRS-T2」

SONY 電子書籍リーダー Wi-Fiモデル Reader ホワイト PRS-T2/WC出版社/メーカー: Sonyメディア: エレクトロニクス クリック: 12回この商品を含むブログ (5件) を見る 前々から気になってはいた電子書籍。3年前に買った本棚が一杯になってきたこともあって、…

第47回 京都大賞典

予想 今年は月曜日にはじき出されてしまった京都大賞典。毎日王冠と比べるとなんだか寂しいメンツである。ビートブラックが出走取消になったせいもあるけれど。オッズどおりローズキングダム、ギュスターヴクライ、フミノイマージンの3頭で堅そうに見える。…

第63回 毎日王冠

予想 それぞれ強いんだがいま一つ決め手に欠けるメンツが揃ってムズカシイ。やっぱり安田記念勝ちを評価してストロングリターン。そろそろ勝てないかのエイシンフラッシュ。このメンバーの中では堅実派のダノンシャーク。浜中への乗り替わりも面白いかも。ス…

2012年9月に読んだ本

不愉快な本の続編作者: 絲山秋子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2011/09メディア: 単行本 クリック: 6回この商品を含むブログ (18件) を見る 『異邦人』読んでいません。ゴメンナサイ。 雇用の常識 決着版: 「本当に見えるウソ」 (ちくま文庫)作者: 海老原…

第46回 スプリンターズステークス

予想 前走内容や実績をそのまま素直に受け止めるとカレンチャン1番人気には納得だが、3歳馬の成長力に期待する。パドトロワが引っぱれば流れも有利になりそう。ロードカナロアは確実に馬券に絡みそうに思える。◎エピセアローム ○カレンチャン ▲ロードカナ…

サモトラケのニケ など

パリへ出張した際、1日ほど空き時間が作れた。はじめてのパリであったので素直にルーブル美術館へ行ってきた。普段は美術館などあまり行かないが、こういう機会だと足を運ぶ気になる。いったん行ってみると、貧乏性のせいで、あれもこれもと見て回らないと…

『磁力と重力の発見』山本義隆  贅沢な読書

磁力と重力の発見〈1〉古代・中世作者: 山本義隆出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2003/05メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 67回この商品を含むブログ (65件) を見る 物理学のキー概念である”力”、その中でも直観的に説明しがたい遠隔作用である万有…

第30回 関西テレビ放送賞ローズステークス

予想&結果 出かけていてきちんと予想する間もなかったのだが、上位馬の力が抜けているように感じられたので、1〜3番人気3頭の3連複を発走直前に1点だけ購入。ラスヴェンチュラスはちょと不安と言えば不安だったのだが、、、1.ジェンティルドンナ 2.ヴィ…

『学力と階層』苅谷剛彦  ケレン味のない社会論

学力と階層 (朝日文庫)作者: 苅谷剛彦出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2012/08/07メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 31回この商品を含むブログ (12件) を見る 2008年刊行の単行本が文庫化されたもの。テーマが広く関心を集めそうだし、一般向けに書か…

第57回 京成杯オータムハンデキャップ

予想 本命は前走の関屋記念が強かったエーシンリターンズ。心配なのはレコード決着の反動だがまだいけると信じる。スピリタスも同じく関屋記念の内容は悪くない。コスモセンサーは休み明けだが先行できる点がここでは有利だろう。ネオサクセスは54kgならば連…

第26回 セントウルステークス

予想 カレンチャン+22kgか。。。調教VTRではそこまで重そうに見えなかったが今回は見送ろう。ロードカナロナとマジンプロスパーは甲乙つけがたいが、いちおう高松宮記念の着順どおりでロードカナロアを上にとる。サンカルロも外せない。面白そうなのはエ…

紫苑ステークス

予想 忙しくて少しブランクが空いたが、そろそろ秋のG1のステップレースも始まりだしたし競馬を再開しよう。手始めは中山での秋華賞トライアル。現状の1番人気はパララサルー。中山実績が評価されたのと、桜花賞の敗戦はデキの問題と整理されたのと両方か…

2012年8月に読んだ本

形態の生命誌―なぜ生物にカタチがあるのか (新潮選書)作者: 長沼毅出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2011/07メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 15回この商品を含むブログ (8件) を見る 軽く楽しく読める雑学の詰まったエッセイ集。 沈黙のエクリプス (上) …

『デンジャラス・ラン』 ピシッときまったスパイ映画

飛行機の中で上映時間が長くないと言う理由で選んだら望外のアタリだった。謀略と裏切りの世界を描く、いかにものスパイもの。追われるのと、追うのとの板挟みというひねったシチュエーションが技あり。しかし、デンゼル・ワシントンを見ながら「どっかでこ…

『プロメテウス』 空飛ぶスパゲッティー・モンスターの正体

なんだか『エイリアン』(どちらかと言えば2か)の焼き直しみたいな映画だった。オチは知らずに見ていたので、最後はギャグかと思ってニヤリとしてしまいました。この記事を書こうと思って『エイリアン』シリーズの監督を調べていたら、自分のとんでもない…

ロンドンオリンピックお疲れ様でした

始まる前はオリンピックが近づいているなんて余り気にしていなかったのですが、いざ始まればけっこう熱心に観戦してしまいました。とはいえ次の日の仕事も少しは気になるので、速い時間帯に行われて日本人選手の活躍する柔道やレスリングばかり見ていたよう…

第47回 関屋記念

予想 ドナウブルーが一番人気。ヴィクトリアM2着は、ここでは格上か。けれど、そんなに強い気もしないのだよね。同じ牝馬でもマイネイサベルを中心に。新潟2歳S以来の3勝目を期待する。つづいてシルクアーネスト。追い込みながら届かないレースが続いて…

『東京の戦争』吉村昭  70年前のできごと

東京の戦争 (ちくま文庫)作者: 吉村昭出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2005/06/08メディア: 文庫 クリック: 3回この商品を含むブログ (15件) を見る 毎年、夏場になるとテレビや新聞で太平洋戦争にまつわる番組や記事を多く目にする。原爆投下や終戦は8月…

2012年7月に読んだ本

個別に記事を書いた本以外にも、読んだ本を簡単な感想とともに月単位でまとめておこうかと思う。仏教、本当の教え - インド、中国、日本の理解と誤解 (中公新書)作者: 植木雅俊出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2011/10/22メディア: 新書購入: 4人 クリ…

第60回 北海道新聞杯クイーンステークス

予想 3歳馬と古馬のハンデ差が4kg。7月に行われるために1kg広がったらしい。3歳馬が有利な気がするが。。さて、本命にと思っていたアイムユアーズが馬体重+24kg。オークス以来だし、まだ成長もある時期だろうがさすがに24kg増はどうなのと。見限れな…

『ロボットはなぜ生き物に似てしまうのか』鈴森康一  比べてみるとよくわかる

ロボットはなぜ生き物に似てしまうのか―工学に立ちはだかる「究極の力学構造」 (ブルーバックス)作者: 鈴森康一出版社/メーカー: 講談社発売日: 2012/04/20メディア: 新書購入: 1人 クリック: 10回この商品を含むブログ (2件) を見る 著者はロボットの専門家…

バナナ卸売業者の移転価格事案 税務通信より

(税務通信 平成24年7月23日号より) バナナ卸売業者への移転価格事案で納税者敗訴 東京地裁 分割要因に「販管費」を含めるべきと判断 独立企業間価格の算定方法の一つである「寄与度利益分割法」(法人と国外関連者の利益を合算し,これを利益への寄与度に…

エイのお愛想

鴨川シーワールドに行ってきました。夏休み企画と言うことで、エイに触れるビニールプールが。第一印象は「エイに触ってうれしい?」ってところでしたが、これがなかなか。 餌付けされているエイたちが、プールのへりでヒラヒラとヒレを振ったり、立ち上がっ…

原発事故調について

福島原子力発電所の政府事故調が23日に最終報告を公表した。新聞やテレビでは、既に報告を終えた他の「事故調」についても併せて取り上げられていた。改めて気づいたがいろんな「事故調」があったものだ。「政府」事故調 http://icanps.go.jp/「国会」事故…

『地球外生命 9の論点』立花隆/佐藤勝彦ほか  わたしたちは何者なのか?

地球外生命 9の論点 (ブルーバックス)作者: 立花隆,佐藤勝彦,長沼毅,皆川純,菅裕明,山岸明彦,重信秀治,小林憲正,大石雅寿,佐々木晶,田村元秀,自然科学研究機構出版社/メーカー: 講談社発売日: 2012/06/21メディア: 新書購入: 2人 クリック: 3回この商品を含…