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2013年12月に読んだ本

エビと日本人〈2〉暮らしのなかのグローバル化 (岩波新書)

エビと日本人〈2〉暮らしのなかのグローバル化 (岩波新書)

前著から20年だそうだが、20年たって書けることがこれだけなのか。というか根本的に詰めが甘くて学生のレポートレベル。エビの輸入統計での加工品の扱いを詰めずにダラダラ書くくだりでは読んでいて怒りを覚えた。先に整理しろと。数字などおかしなところも多い。校正が仕事をしていない。

「台湾養殖業はさんざん日本に振り回されて腹は立ちませんか」と聞いて、「いまは海外市場は日本だけでなく世界中に広がっているのでどうとも思わない」とか言われたのが印象的だったとか。。。


横井小楠 (ちくま学芸文庫)

横井小楠 (ちくま学芸文庫)

幕末の思想家、横井小楠の評伝。オリジナルは1976年刊で、それに補論を順次つけたしていっている構成。

一応は名の通った人物ではあるものの、幕末では比較的地味な存在ともいえる小楠なのだが(よてオビも龍馬や晋作の思想的源流を謳ってアピールしている)、その考えていたことのスケールの大きさというか、ちょっと時代の枠をはみだしているところが面白い。あまりにも理想主義的な人物なのだが、反面、けっこう実際の政治のなかで折り合いながら活動しているところも興味深い。その人物の面白さもあるし、そんな人物が表舞台で腕をふるえた幕末という時代の面白さもある。


3日もあれば海外旅行 (光文社新書)

3日もあれば海外旅行 (光文社新書)

いさぎよくノウハウに徹した実用書。なんとなく旅に出たい気分にはなる。家族次第だけれどなあ。

賞味期限は短そうだし、これくらいの内容ならググってなんとかしなさいという見方もあろうが、こうやって旅という軸で一冊にまとまっている価値はあると思う。航空券の仕組みとかよく知らないので改めて解説してもらうと意外とありがたい。なかなか旅慣れしない身としては旅支度の話なんかも期待していたのだが、「語り始めたらキリがないほど奥深い」とのことで、ごくサラリとだけ。


アイアムアヒーロー 12 (ビッグコミックス)

アイアムアヒーロー 12 (ビッグコミックス)

なんだか急いでストーリーを収束させた感じもする。次回より英雄のほうへ戻るみたい。


(003)畳 (百年文庫)

(003)畳 (百年文庫)

林芙美子はまあまあだが、全体的に波長が合わないかんじ。


ハーモニー (ハヤカワ文庫JA)

ハーモニー (ハヤカワ文庫JA)

うーん、やっぱりそこまで良いとは思えず。。。おもしろいはおもしろいのだが、評判がよくて期待しすぎてしまったところが。ヒトの「意識」をテーマにするのはよいけれど、虚構をホントらしく見せるのになんかもう一押し足りない気がする。

しかし病気で死を意識しながらこういうのを書いたっていうのはなんだかドッシリくる。健康云々ってところじゃなくて、ヒトの「意識」を問題にしているところが。


ヴィンランド・サガ(3) (アフタヌーンKC)

ヴィンランド・サガ(3) (アフタヌーンKC)

なんかまだ盛りあがらないな。


千年万年りんごの子(2) (KCx ITAN)

千年万年りんごの子(2) (KCx ITAN)

神隠しとか出てきてこれからどうなるのやら。ハラハラします。


生家へ (講談社文芸文庫)

生家へ (講談社文芸文庫)

シュールすぎてチョットついていきづらい。父子の確執みたいなのも、いまひとつピンとこないんだよね。


3月のライオン (1) (ジェッツコミックス)

3月のライオン (1) (ジェッツコミックス)

これは先を読んでみたい。


ポーの一族 (4) (フラワーコミックス)

ポーの一族 (4) (フラワーコミックス)

ポーの一族 (5) (フラワーコミックス)

ポーの一族 (5) (フラワーコミックス)

3巻で人物の見分けで苦しんでから放ってあったのだが、最後まで読んでよかった。時代を前後させながら描くところも技あり。