ロンドンオリンピックお疲れ様でした

始まる前はオリンピックが近づいているなんて余り気にしていなかったのですが、いざ始まればけっこう熱心に観戦してしまいました。とはいえ次の日の仕事も少しは気になるので、速い時間帯に行われて日本人選手の活躍する柔道やレスリングばかり見ていたような。。。競泳の決勝をぜんぜん生で応援できなかったのが心残りと言えば心残り。でも、おかげさまで日本の金メダル7個のうち5個は勝利の瞬間を生で観戦できました。

以下、個人的に印象に残ったシーンなどを。

女子重量挙げ

三宅は階級をひとつ落として銀メダル。意外と駆け引きがあったり、メンタルな面を感じさせる競技だ。中継のカメラアングルが、なぜか特定の人だけ下からあられもない表情を撮ってみたり、結果に一喜一憂するコーチ陣を写したりで面白い。しかし、八木のあの愛くるしさは一体なんなんだ。

柔道

よく言われるように、指導の押し付け合いと言うかポイント柔道もすっかり定着。国際化しなけりゃ当然オリンピック種目でもいられないわけだが。

  • 平岡・・・準々決勝の終了間際で追いついたときには思わず拍手。決勝は惜しかったけれどね。
  • 海老沼・・・銅メダルを決めた大腰での一本はお見事。*1判定問題も面白いものを拝ませてもらいました。*2
  • 松本・・・ほんと個性的ですな。言われなきゃ日本人選手に見えないかも。態度的に。場外に逃れようとする相手をがむしゃらに引きずり込もうとする様子には笑ってしまった。

柔道を真剣に応援していたのはここらへんまで。ちょっと飽きたのと、仕事の帰りが遅くなったので。

女子卓球

前回の北京五輪で団体戦が熱かったので今回も期待していた。しかし銀まで行くとは思っていなかったのであっぱれ。試合は一部しか見られなかったが、けっこう優勢劣勢が選手の顔に出るもので、それを見ているだけでも面白い。私の注目は北京の頃から平野早矢香。試合中にブルース・リーばりの気合を発している。格上にも臆さない所がGOOD!

トライアスロン

女子だけちょっと見た。なんかちょっとコースが窮屈な感じだな。

競泳

前述のとおりほとんど観戦できず。しかしメドレーリレーで男女ともメダルが取れたのは良かった。北島にはお疲れ様と言いたい。

体操

こちらも男子は予選しか見れず。よって内村の内村たるところは見逃しました。女子は寺本の演技がいちばん安心して見ていられた。年がいくつか知らんが、フィギュアスケートなんかと一緒で体重が軽いことのアドバンテージがあるんだろうな。

フェンシング

男子団体を応援した。ただ、この競技はどっちがどっちを刺したのか、見ていてよく分からん。あと攻撃権(?)みたいなルールがあるそうだがそれも分からん。でも接戦だったので分からんなりに盛り上がった。

サッカー

男子にはいきなりスペインに勝ってビックリさせてもらった。エジプト戦も快勝でした。負けた2試合は起きていられなかった。

なでしこは決勝でアメリカに負けこそしたがW杯のときより強くなった気がする。アメリカが早いうちに点を取って慎重なゲーム運びだったせいもあるが、チャンスも作れていたし堂々渡り合っていた。もう奇蹟とは言わせない感じ。やはりW杯で自信がついたのもあるだろうし、地力もあがったのでは。フランス戦は見ていなかったが、ブラジル戦でも攻められながらも決定的なチャンスはほとんど与えていなかった。これで少しでも競技環境が良くなって、タレントが集まるようになればいいね。

レスリン

小原の苦労談をテレビが煽るものだから、勝った時にはウルッときそうになりましたよ。あとの2人は危なげなかったな。伊調は怪我していたの?心配はもう世代交代だけですな。

男子の米満は最後に投げ技で決めてくれてカッコ良かったです。

女子バレーボール

なぜかカミさんが好きで普段からいろんな試合をテレビで見ているので割と感情移入できていました。日本の女子バレーはいっとき落ち込んでいたけれど、何年もかけてまたメダルが取れるところまで来たね。中国戦は大接戦でハラハラしました。

先日、タクシーの運ちゃんとオリンピックの話になって、女子バレーの選手はスラッとして美人が多いと。運ちゃんのイチ押しは「栗原恵」。代表には入れなかったね。。。私はルックス的には狩野を推しておこう。

男子400mリレー

メダルに届かなくて残念がっていたが、決勝で走っているだけでも結構すごい気がするぞ。

マラソン

周回コースってのが独特。女子は既にレース内容忘れてしまった。男子は中本よくやったな。藤原は東京マラソンのレース振りが印象に残って期待していたが残念。

水球

NHKさん決勝を放送してくれてありがとう。しかし、ストリーミングでweb中継もあったんだね。最終日まで知らなかった。これで3決は最後の方だけ見れた。

でも、なんかサッカーとか見るほうが面白く感じる自分がいる。。。

決勝戦だけ見たところで言うと、得点はほとんど退水ゾーンかPS*3。流れの中の点どころか、フローターが点を決めることもなかった。イタリアが4Qに一矢報いたときみたいなカウンターの流れから入るような展開があればもっと面白くなると思うのだけれどな。もうプールが狭い?


お疲れ様でした。

*1:ただ一本勝ちは柔道の醍醐味には違いないが、日本選手にやたらそれを求めるのも酷ではないか。サッカーのゴールみたいに、簡単に決まらないから価値があると言うこともあるし。

*2:個別の技の判定がビデオでひっくり返るなら分かるけれどトータルの判定でしょ。審判の権威はどこへやら。

*3:もともとレベルが上がるほどそんあ傾向はあった気がするが今日は極端だった