第43回 高松宮記念

予想

ロードカナロア一本かぶりではあるが、僅かなアヤが勝負を分けるスプリント戦、けっこう分からないところもあるような。本命カナロアではあるのだが、そこから流すようなことは止めておこう。

前走オーシャンSで堂々たる勝ちっぷりを示したサクラゴスペル、安定した競馬を続けているドリームバレンチノまではほぼ互角と言って良さそう。

あと中京実績のあるスギノエンデバー。ペースが速くなればますます面白い。実力どころでサンカルロダッシャーゴーゴーも大外だが外せない。エピセアロームは前走イマイチであったがまだ見切るには早い気がする。

ロードカナロア
○サクラゴスペル
▲ドリームバレンチノ
△スギノエンデバー
サンカルロ
ダッシャーゴーゴー
△エピセアローム

結果

1.ロードカナロア
2.ドリームバレンチノ
3.ハクサンムーン

ロードカナロアスプリンターズSのときより強くなっている。香港での勝利は伊達ではなかった。抜け出すときの脚はぜんぜん違っていた。ドリームバレンチノもさすが。ハクサンムーンには驚いた。型にはまった所はあるかもしれんが、やはり4歳、上積みがあったのだろう。

サクラゴスペルはもう少しやれるかと思ったが善戦どまり。その他強そうなところはそれなりの着順に来た。ただサンカルロはピークを過ぎたのかも。エピセアロームもちょっと足踏み状態、夏場に期待か。

『統計学が最強の学問である』西内啓  一般向けの統計学「読み物」

統計学が最強の学問である

統計学が最強の学問である


私事であるが学生時分は社会心理学のゼミに所属していて、統計学とはわずかながらご縁があった。とは言うものの、まじめに統計学を勉強したわけでもなく、卒論に使うデータも得意な友人にプログラムを書いてもらって解析したような次第で、とにかくt検定に放り込んでp値が0.05以下になればそれでオーライ、というのがワタクシと統計学のかかわりであった。「学生のときにもう少し勉強しといてもバチは当たらなかったよな」と思うのは統計学に限ったことでないのだが、特に統計学に対しては、チャンスというか本来勉強すべき義務が目の前にあったにもかかわらずそれをスルーしてしまったので、個人的に引け目みたいなものを感じないでもない。

さて、いま現在も別に仕事で統計とかかわったりとかはない*1のだが、それでも統計学は気になる。実務というか現実世界に近いところで使われているから*2だと思う。数学を今さら勉強しようとまでは思えなくても、なんとなく統計学に関しては、少なくともそのエッセンスは日常でも役立ちそう*3な気がする。

そんな統計学のエッセンスを分かりやすく、そして少々煽り気味に解説してくれるのが本書である。はじめはタイトルにちょっと引いていたのだが、書店に平積みされているのを手にとってみると案外面白そうだったので読んでみることにした。

前半は、ITの進歩によって統計がだんぜん使いやすくなったなんて話題や、サンプリング、因果関係の向き、ランダム化など統計学のイロハ的な考え方を解説している。このあたりは、もともと統計学に馴染みがない人であればけっこう興味深く読めるのではないか。「データ社会を生き抜くためのリテラシー」と言って間違いない。

後半からすこし難しくなって、回帰分析を軸として様々な検定・分析の手法を整理してくれる。個人的には、目からウロコとまではいかなかったが「なんでこんなに似たような検定がたくさんあるんだ?」とボンヤリ抱いていた若き日の疑問を多少は解き明かしてくれた。いろいろな手法の原理や細部にはあえて踏み込まずに設例やグラフだけで解説するので、実際に統計学を学びたい人の「入門書」としてはどうかと思うが、取りあえず感覚だけでも掴みたい向きにはピッタリだろう。

その次には、分野によってけっこう異なる統計学の使い方について。ここもなかなか面白かった。これまた学生時分に「社会心理の統計の使い方は、理系からは『邪道』と言われる」と聞いて、「???」となっていたところをスッキリさせてくれた。

*1:J-SOXで「サンプル数がどうのこうの」って話があったが、統計学を使っているって気分になるほどではない

*2:[http://d.hatena.ne.jp/himaginary/20110125/statistics_and_math:title=こちら]経由で統計学者アンドリュー・ゲルマンのインタビュー参照

*3:最近、実際に出生前診断について考える機会があったのだが、あれもまさにベイズの事前確率の考え方である。予め知っていたおかげでヘンな悩み方はせずに済んだ。

第61回 阪神大賞典

予想

ゴールドシップで仕方がないよね。去年のオルフェーヴルみたいなことは滅多に起こるまい。相手も若くてイキの良さそうなのにしよう。つまらんけれど。

ゴールドシップ
○デスペラード
ベールドインパクト

結果

1.ゴールドシップ
2.デスペラード
3.フォゲッタブル

ゴールドシップが例によって例のごときロングスパートで完勝。つきあってスパートしたベールドインパクトは直線半ばからタレていった。

第62回 フジテレビ賞スプリングステークス

予想

なかなかロゴタイプには逆らいにくいが、コディーノ弥生賞ではやや元気がないようにも見えた。あくまでここは叩き台でもあるし、他馬の付け入る隙はありそう。

ということで本命はマンボネフューにする。中山で2勝しているし、ベゴニア賞ではロゴタイプと1馬身半差。共同通信杯は前が詰まってあきらかに力を出し切れていない。

あとは取りあえず堅実に走りそうなタマモベストプレイ。共同通信杯組のマイネルストラーノ。註穴を狙ってダイワメジャー産駒のサーストンニュース。

ヘルデンテノールは気になるが東京向きに思えて見送り。

◎マンボネフュー
○ロゴタイプ
▲タマモベストプレイ
マイネルストラーノ
△サーストンニュース

結果

1.ロゴタイプ
2.タマモベストプレイ
3.マイネルホウオウ

ふつうに強いじゃないかロゴタイプ。タマモベストプレイは距離OKがこれではっきりした。マイネルホウオウ、フェイムゲームの2頭はなかなかの末脚であった。

マンボネフューはいい所につけていたのに敢え無く失速。何が悪かったのか。マイネルストラーノは後ろからじゃダメだろう。

第27回 フラワーカップ

予想&結果

なんとなく決め手に欠けるメンツ。体が絞れて上積みがありそうな2頭だけ買ってみた。

◎カラフルブラッサム
○サクラプレジール

1.サクラプレジール
2.エバーブロッサム
3.リラコサージュ

ハナ差の接戦でサクラプレジールの勝利。敗れたがスローペースを後方から猛然と追い込んだエバーブロッサムの走りには光るものがあった。

カラフルブラッサムは大外を強引にまくって出たが直線で失速してしまった。

第49回 中日新聞杯

予想

トウカイパラダイスは同条件の金鯱賞で好成績。前走も悪くなかったし中京に良績もある。ジャスタウェイ中山記念は流れが向かなかった感あり。先着したアドマイヤタイシより力はあると思う。安定感のアドマイヤタイシ、中京記念2着のあるショウリュウムーン、ここならやれそうなアンコイルド、そろそろ復活期待コスモオオゾラまで。

ジョワドヴィーヴルはもう少し様子を見たい。

◎トウカイパラダイス
ジャスタウェイ
▲アドマイヤタイシ
ショウリュウムーン
△アンコイルド
コスモオオゾラ

結果

1.サトノアポロ
2.アドマイヤタイシ
3.トウカイパラダイス

サトノアポロが先行したアドマイヤタイシ、トウカイパラダイスをまとめて差し切った。AJCCはけっこうレベル高かったのかな?アドマイヤタイシは貫禄の4連続重賞2着。トウカイパラダイスは乗り方はこの積極策で正解だと思うのだが及ばなかった。

ジャスタウェイは見せ場なし。57kgでどうこうという馬ではないと思っていたのだけれど。

Xperia Tablet S を買っちゃった

Xperia Tablet Sを買ってみた。16GBのやつ。

近々Zが出るというので型落ち感もあるが、あまり高機能を追求する気もないし、3万円チョイで買えたし。NEXUS 10と迷ったのだが、値段が微妙に安いのと、すぐ手に入るのと、デザインがこちらの方が気に入ったのとが決め手。

もともとReader(PRS-T2)で電子書籍を読んでいたが、どうもマンガだけは電子書籍専用端末ではつらいので、タブレット購入を検討していた。とにかくマンガは紙で買ってしまうと場所取りもいいところなので、電子書籍の恩恵がでかい。

マンガ専用端末ではもったいないので、買ってからではあるが色々と使いみちも考えたい。まあコタツや寝床で使えるPCくらいか・・・。ゲストユーザーを複数設定できるので、家族と共用するのも便利そうだ。ゲーム機にもなりそうだが、それはそれでいろいろ危険な香りがする。

外に持ち歩くかどうかは思案中。スリムではあるが、カバンに入れるとけっこう重たいと思う。

数日間だが使ってみての感想。

  • 画質は満足。さらに音が意外といい。少なくとも4年半落ちのメインPCよりいい。
  • 電子書籍のReaderアプリを早速使った。
    • やっぱりマンガはタブレットだ。
    • さらにふつうの書籍でも、電子書籍専用端末では白黒だった図版・写真がカラーになって大満足。
    • ただし画面が明るすぎ。長時間の読書には不適だろう。もう少し輝度を落とせないのか。
  • ふだん慣れたChromeを使ってみたのだが、表示したページが真っ白におちる現象が多発。なぜ?