映画『ドライヴ』 木枯らし紋次郎 in LA

ひさしぶりに映画を見てきた。『ドライヴ』。ニコラス・ウィンディング・レフン監督。

オープニングのつかみがすごくカッコイイ。決して派手なカーチェイスではないが、ムダがなくて臨場感がある。これで一気に映画の世界に入って、あとのベタなストーリー展開もスッとなじんでくる。甘いシーンとバイオレンスなシーン、ギアチェンジの緩急もよし。主人公が最低限に少し足りないくらいしかしゃべらないように、映画自体も余計な説明とかは排してシンプルな作り。キチッとした映画らしい映画。

主人公のほか、ルビー・モレノっぽいヒロインも、個人商店っぽい悪役陣も魅力的。