第7回 ヴィクトリアマイル

予想 アパパネの出来に疑問符がつくので混戦模様。今年は荒れそうな気がするのだが。。。本命はマルセリーナ。マイルCSの成績を見ても実力は間違いないだろう。前走も斤量差を考えればいちばん強かったと言える。対抗オールザットジャズ。格より調子という…

第57回 京王杯スプリングカップ

予想 サンカルロは実力が一枚上であろうと。次いで、時計勝負になるとやや不安があるが、前走の勝ち方が強烈だったエーシンホワイティ。最近けっこうがんばっているオセアニアボス。ジョーカプチーノは煮え切らない感じだが、他に強力な先行馬もいないし押さ…

映画『アポロ18』 閉所恐怖症

『宇宙兄弟』と間違えて見てしまいました(嘘)。実録風の演出というヤツは、『ブレアウィッチ・プロジェクト』が話題になって、その後もポツポツと作品が出ている。撮る側からすると低予算で作れる魅力もあるのだろう。もういい加減、この手の演出に新鮮味…

『隅田川のエジソン』坂口恭平 都市の「狩猟民族」物語

隅田川のエジソン (幻冬舎文庫 さ 33-1)作者: 坂口恭平出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2012/03/07メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 6回この商品を含むブログ (6件) を見る実在のホームレスをモデルに書かれた「小説」。主人公の硯木が著者に向かって語り…

第17回 NHKマイルカップ

予想 あんまり時間を使って考えられていないが取りあえず予想する。3戦無敗の一番人気、カレンブラックヒルから入る。前走NZTは、本番に意外とつながらないステップレースとの印象もあるが、内容と時計を考え合わせるとアタマひとつ抜けていると判断して…

メモ 日本の領域問題について

専門の方のお話を聞く機会があったのでポイントをメモっておく。近代主権国家とは領域国家である。自国の領域内では排他的な管轄権を有する。領域管轄権>人的管轄権。この文脈ではサイバー空間をどう扱うのかが近年の課題。 領海・・・基線から12海里まで…

映画『ドライヴ』 木枯らし紋次郎 in LA

ひさしぶりに映画を見てきた。『ドライヴ』。ニコラス・ウィンディング・レフン監督。オープニングのつかみがすごくカッコイイ。決して派手なカーチェイスではないが、ムダがなくて臨場感がある。これで一気に映画の世界に入って、あとのベタなストーリー展…

『解任』マイケル・ウッドフォード 衝撃の告白!っていう感じではないが

解任作者: マイケル・ウッドフォード出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2012/04/12メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 23回この商品を含むブログ (19件) を見る 先日のエントリーに続き、オリンパス事件関連本の第二弾。なにか事件についての新事実が明ら…

『Made by Hand』マーク・フラウエンフェルダー DIYの哲学

Made by Hand ―ポンコツDIYで自分を取り戻す (Make: Japan Books)作者: Mark Frauenfelder,金井哲夫出版社/メーカー: オライリージャパン発売日: 2011/06/25メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 7人 クリック: 72回この商品を含むブログ (13件) を見る 「…

『国土と日本人』大石久和 オランダだけじゃない、日本だって日本人が作った

国土と日本人 - 災害大国の生き方 (中公新書)作者: 大石久和出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2012/02/24メディア: 新書 クリック: 7回この商品を含むブログ (2件) を見る 元建設官僚による本。日本の厳しい自然条件と、人の手で国土をどうやって今の姿…

第19回 青葉賞

予想 2200〜2400mのレースを経験済みの馬が多い。しかし、いずれもどスローのレースで今ひとつ力量を測りにくい。その中では前走を府中で上がり33.0秒で圧勝したカポーティスターが光る。ついで梅花賞の勝ち方に味があったミルドリーム。若葉Sは完敗だが勝…

第145回 天皇賞(春)

予想 不安はあるがオルフェーブルで行くしかない。問題は相手。トーセンジョーダン、ヒルノダムールは有馬では着差こそないが内容的には完敗。実績からすると当然有力だが両方押さえるのも馬券としてどうか。ウィンバリアシオンも菊花賞の内容から有力だが近…

第43回 マイラーズカップ

予想 実力伯仲といったところで人気が割れている。GⅠ馬は58kg背負わされるが、それほどの力の差はなく何となく不利な印象。非GⅠ馬の4歳馬3頭+また一発あってもおかしくないシルポートでいく。◎トーセンレーヴ ○ダノンシャーク ▲シルポート △レッド…

第47回 フローラステークス

予想 ここ最近あまり熱心に競馬を見ていなかったので勢力図が頭にはいっていない。どのみちオークストライアルと言うことで、これまでの成績がもう一歩の馬が多いのでじっくり馬柱を眺める。まずは切ってよさそうな馬を探して考えを整理しよう。ヘレナモルフ…

『サムライと愚か者 暗闘オリンパス事件』山口義正 事件の舞台裏を覗く

サムライと愚か者 暗闘オリンパス事件作者: 山口義正出版社/メーカー: 講談社発売日: 2012/03/29メディア: 単行本 クリック: 27回この商品を含むブログ (14件) を見る オリンパス事件が発覚する端緒になる記事を書いたフリージャーナリストによる手記。報道…

よくわからん

石原都知事が、東京都による尖閣諸島の土地購入を言い出して騒動になっている。領土問題(存在していませんというのが政府見解だが)に絡んでのことみたいだが、よく分からんのは、都が土地を購入することがどういうふうに領土問題に資するのか。日本国は私…

第72回 皐月賞

予想 8Rの時点でまだ重馬場。ただ、この時期にしては既に重・不良を経験済みの馬が多くて有力どころも概ね目処が立っている馬が多い。とりあえずマイネルロブストを切るくらいか。現時点はワールドエースが僅差ながら1番人気。たしかに勝ちっぷりはいちば…

続・富岡名誉教授の文藝春秋記事について

昨日のエントリーを受けまして、読んでみて思うところ、と言うかほとんどツッコミです。 以下、見出しは富岡名誉教授の主張(うろ覚え、一部意訳)、本文はわたくしの愚見です。 「大企業は税金逃れのために海外へ所得を移転している!」 海外に出るのはふつ…

『税金を払っていない大企業リスト』富岡幸雄 文藝春秋2012年5月号

人に言われて目を通してみた。手元にないのでうろ覚えのメモ。 それにしてもコイツは随分な印象操作だ。富岡名誉教授のご主張(うろ覚え、一部意訳) 日本の法人税率は世界一だというが、実際のところ大企業はほとんど税金を払っておらん。ケシカラン! 昔、…

危ないことや愚かなことをする権利

とくに何が言いたい訳でもないのですが。 新歓シーズン 4月、新入学生を迎える季節になって、新聞で一気飲みを戒める内容の記事を見かけるようになった。大学生によるお酒がらみの事故は、いまだ後を絶たないらしい。前途のある若者が無為に命を落としたニ…

成熟社会と「贈与経済」論

「贈与経済」論(再録) (内田樹の研究室) より 贈与経済というのは、要するに自分のところに来たものは退蔵しないで、次に「パス」するということです。それだけ。 「自分のところに来たもの」というのは貨幣でもいいし、商品でもいいし、情報や知識や技術…

『ブーメラン』マイケル・ルイス  バブルに見る欧州各国の文化

ブーメラン 欧州から恐慌が返ってくる作者: マイケル・ルイス,東江 一紀出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2012/01/25メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 13回この商品を含むブログ (12件) を見る 『世紀の空売り』の姉妹篇といったところ。二匹目のドジョ…

『タネが危ない』野口勲  固定種 v.s. F1種

手塚治虫の元担当編集者という一風変わった経歴の持ち主であるタネ屋さんが書いている。カバー見返しの写真を拝見すると、とても人の良さそうな、ちょいと濃い顔のオジサンが満面の笑みで写っている。この方は在来種・固定種を専門に扱うタネ屋で、そういう…

なぜ今?

明日までに仕上げねばならない仕事があるのですが全然はかどっていません。 いや、正確に言うと手をつけることすらできていない。現実逃避の一環として、はてなにユーザー登録をしてblogはじめてみました! ちょうど4月1日、年度始めにピッタリだし。。。ゴ…

NHKスペシャル MEGAQUAKE2

NHKスペシャル MEGAQUAKE2 第1回 いま日本の地下で何が起きているのか (音が出るのでご注意)さすがNHK。ドキュメンタリーは見応えがありますね。 しかし、この手の話題にはタダでさえ過敏になっている人が多いのに、演出的にすこし煽り過…